
キルホーマン2011 ファーストフィルバーボンバレル
アイラ島最西端に位置するキルホーマン蒸溜所は、2005年に創業した新興ながらも本格的なクラフトウイスキーを生み出す蒸溜所として世界中のウイスキーファンから高い評価を受けています。
本ボトリングは、2011年に蒸溜された原酒をファーストフィルのバーボンバレルでじっくりと熟成し、シングルカスクとして瓶詰めされた限定リリース。
参考価格:¥24,000 アルコール度数:52.7% 容量700ml
【限定数:240本】日本向け限定シングルカスク
ファーストフィルバーボンバレルNo.459
蒸溜:2011年8月4日 瓶詰:2024年10月10日 熟成年数:13年
2025年3月3日から発売
テイスティングノート
- 香り:ピートスモークが力強く立ち上がり、バーボン樽由来のバニラやキャラメル、奥から金平糖やバニラクリームが続き、レモンピールの爽やかな香りが調和。
奥からハチミツやトーストしたオークの甘いニュアンスも感じられる。 - 味わい:想像以上に柔らかく滑らかで、ハチミツの心地よい甘味と共にピートスモークが絶妙に絡み合う。
皮をむいた黒ブドウのジューシーな甘味や甘酸っぱいアプリコットへと変化し、熟成によるオークのスパイシーさが心地よいアクセントを与える。 - フィニッシュ:潮風を思わせるミネラル感とスモーキーな余韻が長く続き、最後にほのかなスパイスとウッディな甘みが広がる。
特徴と魅力
- ファーストフィルバーボンバレル熟成
ファーストフィルバーボンバレルとは、アメリカンバーボンの熟成に使用された後、初めてスコッチウイスキーの熟成に使われる樽のこと。
新鮮なバニラやココナッツ、蜂蜜のような甘みが豊かに引き出され、キルホーマンのスモーキーな個性と見事に調和。 - アイラモルトらしいスモーキーな個性
キルホーマンの特徴である麦芽のピートスモークがしっかりと感じられながらも、バーボン樽熟成によるフルーティーさがバランスよく調和し、飲みやすくも奥深い味わいに仕上がっている。 - シングルカスク・カスクストレングス
単一の樽からボトリングされたシングルカスクであり、加水調整を行わないカスクストレングス仕様。
樽出しそのままの力強い風味と奥行きを楽しめる特別な1本。
おすすめの飲み方
- ストレート:樽出しの力強いフレーバーをダイレクトに味わう
- 加水(トワイスアップ):少量の加水でフルーティーな甘みとスモークの広がりを楽しむ
- ロック:氷を加えることでバニラやキャラメルの甘みが際立つ
キルホーマンならではのスモーキーさとバーボン樽熟成の甘さ、フルーティーな要素が見事に融合した逸品。
アイラモルト好きはもちろん、シングルカスクの特別な味わいを楽しみたい方にもおすすめの限定ボトリングです。
キルホーマン蒸溜所
2005年、アイラ島に124年ぶりに設立された「ファームディスティラリー(農場型蒸溜所)」です。
蒸溜所の近隣に広がるピート(泥炭)を生かしてつくられる個性的なスモーキーウイスキーは、多くのウイスキーファンを魅了しています。
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