ペンダーリンゴールドレンジピーテッド - 板本酒店ウイスキー紹介ブログ

ペンダーリンゴールドレンジピーテッド

ウェールズのペンダーリン蒸溜所が造るシングルモルトウイスキーで、ピート（泥炭）を用いたスモーキーな風味が特徴です。
このウイスキーは、ピートで燻された麦芽を使用しつつも、ペンダーリンらしいフルーティーでエレガントな味わいを保っています。

アルコール度数：46％　容量：700ml

特徴：

香り: ほのかなスモークの香りに加え、シトラスやリンゴ、洋ナシのようなフルーティーさが広がります。
背後にバニラやハチミツの甘さも感じられます。
味わい: ピートのスモークが優しく広がり、甘い果実やバニラ、トフィーの風味とバランスよく調和しています。
スパイシーさと少しのミネラル感が加わり、複雑な味わいが楽しめます。
フィニッシュ: 中程度の長さで、フルーティーさと軽いスモーキーさが余韻に残ります。
上品でクリーンなフィニッシュが特徴です。

ペンダーリンゴールドレンジピーテッドは、スモーキーなウイスキーを試してみたい方にぴったりのウイスキーです。
強すぎないスモーク感と果実味のバランスが取れており、スモーキーさに慣れていない方でも楽しめる一本です。

ペンダーリン蒸溜所

ウェールズ南部のバンナイ・ブラヘイニョグ国立公園内にあるペンダーリン村で2000年に設立しました。
独自に設計した蒸溜器『ファラデースチル』を用いて軽快ながらも豊かな味わいを持つシングルモルトをつくっています。
開発者であるデービッド・ファラデーの名を冠した『ファラデースチル』は、ポットスチルとコラムスチルそれぞれの利点をあわせて設計された世界でも希少な蒸溜器。
蒸溜中のもろみと銅の接触を積極的に促し、非常にクリーンなニューメイクを得られることが特徴です。
一方でスチルハウス内には伝統的なポットスチルも併設されており、そこでは豊かなボディを持つニューメイクがつくられています。
このタイプの異なる2種のニューメイクはそれぞれ厳選されたバーボン樽で熟成後、さらにマデイラ樽など異なる樽でじっくりと熟成させ、最適な状態に達した時点でブレンダーが絶妙な比率でブレンドします。